しもやけ情報館
凍傷・あかぎれ

【凍傷】

しもやけ(凍瘡)と凍傷は、言葉は似ていますが全く違うものです。

凍傷は0℃以下の低温に一定時間以上さらされた時、大多数の人が発生します。

凍傷はやけどと同じで、氷点下の低温にさらされた体の組織が破壊されてしまうものです。

しかし、しもやけは極端な低温ではあまり起こらず、しかもその要因である血行障害が治れば元通りの皮膚に戻るものです。
【あかぎれ】

あかぎれとは、おおまかにいうと皮膚に亀裂ができた状態です。

大きな原因は寒さと乾燥。

冬場に冷たい風に当たったり、水仕事などをすると、皮膚の脂分が不足して、カサカサになることがあります。

これが悪化してひび割れた状態があかぎれです。

大部分は表面(角質、表皮)にできますが、時には真皮と呼ばれる奥深いところまで達するものもあります。

環境的に水仕事の多い人や家庭の主婦はなりやすいといえます。

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